赤坂、赤坂見附、溜池山王の歯医者・歯科・歯科医院
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休診日:日曜・祝日
★9:30~14:30まで
※不定期で木曜日が休診となることがあります。
親知らずとは、歯を左右真ん中から分けて前歯から数えて8番目に生えてくる一番奥の歯のことです。
昔は現代のように栄養が摂れなかったため、寿命が短く親知らずが生えてくる頃には親が亡くなっていたために、このような名前になったと言われています。
親知らずは歯科界では「智歯(ちし)」と呼ばれていて、20-30才頃に生えてくるとされていますが、中には生えない人もいます。
上下左右1本ずつで合計4本生える人もいれば、下の歯2本だけ、上の歯1本だけなど個人差があります。
また、他の歯と同様まっすぐ上に生える場合もあれば、横向きに生えたり、顎の骨の中に完全に埋まって生えてこないこともあります。
親知らずは一番奥に生えてくる歯のため、歯ブラシが届きにくくむし歯になりやすいことで知られています。
また、親知らずと1本手前の歯との間にもむし歯ができやすかったり、横向きで生えている親知らずは前の歯を押してしまうため歯並びに悪影響を与えることもあり、抜歯をした方が良いケースも多々あります。
しかし、親知らずを抜く際のリスクもあるのでご説明します。
上の親知らずの根っこは、上顎洞と呼ばれる鼻からつながる副鼻腔に近いため、抜歯をした際に上顎洞に穴が空いてしまうことがあります。
ほとんどが自然治癒しますが、副鼻腔と交通してしまうと水や空気・血液が鼻から漏れたり、細菌感染をおこし上顎洞炎になると蓄膿症に似た症状が出ることがあります。
その際には耳鼻科で専門的な治療が必要になります。
下の親知らずは、太い血管と神経が走る下歯槽管という管に近いところにあります。
抜歯の際に神経を傷付けてしまうと、出血が止まらなくなったり、抜歯後に舌や唇・歯ぐきや顎に痺れや麻痺した感覚が短期・長期的に残ることがあります。
ほとんどのケースが一時的な症状で完治しますが、月単位・年単位で症状が残ることもあり、大学病院などで治療が必要になることもあります。
抜歯後は抜いた部位に血液が溜まり、次第に穴が塞がり歯ぐきへと変わり治癒していきます。
しかし、溜まった血液が流れてしまい顎の骨が丸見えの状態になると激痛が走りいつまでも痛みが治らない状態になります。
この状態をドライソケットと言いますが、このようなケースではステロイド軟膏と局所麻酔を使って穴を塞ぐ必要があります。
特に下の親知らずで埋まっている歯を抜歯する際には、顎の骨を削ることになります。
侵襲が大きい処置になるため、抜歯後はかなりの確率で頬が腫れることになります。
一時的にあざがでることもありますが2週間〜1ヶ月ほどで消えます。
下の親知らずは喉に近いところに位置しているので、歯ぐきを切ったり顎の骨を削る処置をした際には腫れの影響で口が開きにくくなります。
噛みにくさや痛みで飲み込みづらさも感じることになるでしょう。
2週間ほどで腫れがひいてくると自然に口が開けられるようになります。
親知らずの根っこが曲がっていると、抜歯時の力で根が折れてしまうことがあります。
無理して取り省くことはせずに一部の根を残すこともあります。
稀に抜歯した部位が感染して、抜歯後10日程した頃から患部が赤く腫れ、痛みや膿が出てくることがあります。
極めて稀ですが、抜歯の処置中に顎関節が脱臼することがあります。
脱臼してしまった場合はすぐに整復治療します。
抜歯後はじんわりと血がにじむのは普通ですが、出血が止まらない場合には20分程ガーゼを噛んで圧迫止血をします。
歯科クリニックで滅菌したガーゼを貰えますが、無い場合は清潔なガーゼを使用するのでも良いです。
抜歯後の出血を気にしてしまい強くゆすいだり、何度もお口をゆすぐ方がいますがこのような行為は治りを遅くします。
抜歯でできた穴には、血餅と言う血のかさぶたができて歯ぐきへと変わり、顎の骨もできてきて完治へ向かいます。
強いゆすぎは血餅を剥がしてしまい、感染リスクやドライソケットへと繋がるので止めましょう。
抜歯後の患部は繊細です。
歯ブラシをする時には、傷口周辺にブラシが当たらないように気をつけ強く磨かないようにしましょう。
患部が開いたり傷を付けてしまうと感染のリスクが出てきます。
タバコに含まれる有害物質は、血液の循環を悪くして患部の治癒を遅らせます。
喫煙している方は、傷口が治るまでの治癒期間だけでも禁煙することをおすすめします。
また、禁煙している方でも副流煙には有害物質が含まれているため、喫煙者や喫煙所に近づかないよう注意する必要があります。
辛いものなど刺激がある食材やアルコール類も特に傷口が敏感な数日間は控えた方が良いでしょう。
血液の循環がよくなるような運動や入浴・サウナは再出血に繋がるので控えましょう。
また、アルコール摂取も体が温まりやすくなるので当日は控えた方が良いとされています。
抜歯した部分は一時的に穴が空くので、食物などが入り込み気になることもあると思いますが、指で触ったり、爪楊枝で取ろうとすると感染のリスクになります。
食後に軽くゆすぐなどして治癒するまで待ちましょう。
細菌感染や化膿止めとして抗生物質のお薬と痛み止めのお薬が処方されます。
痛み止めのお薬は痛みが心配な時や必要な時に飲めば大丈夫です。
抗生物質は案内に従ってしっかりと飲み切るようにしましょう。
抜歯をご希望の方は、赤坂にある歯医者【赤坂ひろデンタル】までお気軽にご相談ください。
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