歯が欠けた・取れてしまった
歯が欠けた・詰め物が取れた原因とは?

歯が欠けたり、詰め物が取れたりする原因は多岐にわたります。主な原因としては以下のことが考えられます。
- 強い力で噛んだ(硬いものを噛んだ)
- 虫歯の進行
- 詰め物の劣化
- 歯ぎしりや食いしばり
- 歯のひび割れ
- 外傷や事故
- 定期検診やメンテナンスがされていない
こんな方におすすめ
小さく歯が欠けていたとしても、後にひび割れが進んで歯を失ってしまったり神経が露出してしまったりと大きなトラブルを起こす可能性があるため、以下のことが当てはまる方は、早めに歯科医院に相談することをおすすめします。
- 歯が欠けていると感じる方
- 詰め物や被せ物が取れた方
- 歯の舌触りがザラザラしている方
- 歯がひび割れている方
- 噛むと違和感や痛みを感じる方
- 歯の治療後しばらく定期検診へ行ってない方
当院の欠けた歯・詰め物が取れた歯の治療の特徴
歯が欠けたり、詰め物が取れてしまったりした時は、不安になりますよね。当院では、そんな患者さまのお気持ちに寄り添いながら、一人ひとりに合った治療をご提案しています。安心して治療を受けていただけるよう、当院の特徴をご紹介します。
まずはじっくりお話を聞かせてください
最初のステップとして、詳しくお話を伺います。「いつ頃詰め物が取れたの?」「痛みはありますか?」「これまでどんな治療を受けてきましたか?」など、気になることを何でもお聞かせください。ご不安な点も含めて、じっくりとお話しできる時間を大切にしています。
しっかりと検査・診断します
お口の中を丁寧に診させていただいた後、必要に応じてレントゲン検査なども行います。これらの検査結果をもとに、歯科医師が詳しく診断し、最適な治療計画を立てていきます。もちろん、治療方法や使う素材についても分かりやすくご説明いたしますので、ご納得いただいてから治療を始めることができます。
ご希望に合わせて治療プランをご提案
「目立たない素材がいいな」「長持ちする治療がいいけど…」「できるだけ費用を抑えたい」など、患者さまそれぞれのご希望があると思います。それぞれの治療方法の良い点、気をつけたい点もしっかりとお伝えしながら、ベストな選択ができるようサポートいたします。
質の高い治療のために
最新の治療技術を取り入れ、より精度の高い治療を目指しています。また、天然の歯のような美しさと丈夫さを兼ね備えたセラミックやジルコニア、費用を抑えられるハイブリッド素材など、様々な選択肢をご用意。患者さまに合った最適な素材で、見た目も機能も満足いただける仕上がりを実現します。
痛みの少ない治療はもちろん、リラックスして治療を受けていただける環境づくりにも力を入れています。歯が欠けた、詰め物が取れた…そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。笑顔で過ごせる毎日のために、私たちがしっかりとサポートさせていただきます。
治療の種類

歯が欠けたときの治療方法は、欠けた部分の大きさや場所、患者様の希望や口腔内の状態によって異なります。治療方法によって、見た目や機能性、治療期間、費用などが異なるため、自分に合った方法を選択することが大切です。以下に治療の種類についてご紹介します。
①コンポジットレジン
比較的小さな欠けた部分の修復には、コンポジットレジンと呼ばれる樹脂(レジン)で修復します。歯に近い色で修復することができるため、自然な仕上がりが得られます。治療は比較的短時間で済み、即日で完了することが多いです。
②インレー・アンレー
歯が部分的に欠けた場合には、インレー(部分的な詰め物)やアンレー(部分的な被せ物)を使用します。型を取って作成した補綴物を接着して歯を修復する治療法で、金属やプラスチック、セラミックなどの素材が使用されます。
③クラウン(被せ物)
欠けた部分が大きい場合には、クラウンと呼ばれる人工の被せ物で歯全体を覆います。また、歯の神経が感染したり露出してしまったりする場合にはまず根管治療を行い、その後にクラウンを被せることが一般的です。根管治療は歯の神経を取り除き、歯の内部を消毒、充填する治療で、歯の痛みや感染を防ぎます。素材は金属、セラミック、ジルコニアなどさまざまな素材がありますが、審美性を重視する場合はセラミックやジルコニアが選ばれることが多いです。
④ラミネートベニア
前歯の欠けや、審美性が特に求められる場合には、ラミネートベニアという薄いプラスチックやセラミックを歯の表面に貼り付ける方法があります。これにより、欠けた部分を補い、歯の色や形状を改善することもできます。
欠けた歯・詰め物が取れた歯の治療のメリット
①二次的な虫歯を予防する
欠けた歯や詰め物が取れた歯はくぼんだ部分に食べかすが残りやすいため、放置すると口腔環境が悪化しやすくなります。二次的な虫歯の発生を避けるためにも、放置せずに速やかに治療を受けて修復させることが重要です。
②審美性の回復
歯の治療により欠けた部分や詰め物が外れた箇所を修復することで、歯の見た目が元に戻り、自信を持って笑うことができます。
③機能の回復
歯が欠けるとその部分で食べ物を食べづらくなりますが、治療により噛む力が回復し食事がスムーズに行えるようになります。また、欠けた歯は通常よりも脆くなる傾向があるため、治療を受けることでその部分を補強し歯を保護することができます。
④痛みの軽減
欠けた歯や取れた詰め物が原因で痛みやしみるなどの症状を感じやすくなります。
治療により、このような歯の痛みや違和感を改善できます。
欠けた歯・詰め物が取れた歯の治療のデメリット
①治療の通院が必要
歯の状態によっては、治療に複数回の通院が必要になる場合があります。
②治療費がかかる
保険治療も選択できますが、使用する材料や治療方法によって治療費が変わる場合があります。特に、機能性や審美性に優れた素材は一般的に自費診療となり、費用が高くなることが多いです。
③再発の可能性
生活習慣や噛み合わせの問題が改善されない場合、再度欠けたり詰め物が取れたりするリスクがあります。また、時間が経つと詰め物が劣化していくため、定期検診やメンテナンスを継続することが必要です。
当院の治療の流れ
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Step 01
初診・診断
歯科医師による診断を行い、主訴である歯や取れた詰め物の状態を確認します。
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Step 02
治療計画の提案
患者様の希望やライフスタイルを考慮しながら、最適な治療方法をご提案します。
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Step 03
治療の開始
治療計画に沿って、外れた補綴物の再装着や、作り直し、欠けた部分の修復を行います。インレーやクラウンなどの補綴物の作製には、歯型をとった後、出来上がりまで数日間の技巧日数が必要です。
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Step 04
補綴物の装着・治療完了
作製した補綴物は、最終的な調整を行った上で歯に装着します。ただし、作製から装着までの期間が長く空いてしまうと、補綴物の適合が悪くなる可能性があります。そのため、出来上がり次第、速やかに通院して治療を完了させることが重要です。
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Step 05
定期検診・メンテナンス
歯に装着した詰め物、被せ物は、時間の経過によって劣化、変形することがあります。また、二次的な虫歯を予防するためにも、定期検診やメンテナンスでチェックすることがおすすめです。
よくあるご質問
歯が欠けたり詰め物が取れてしまった時は、「どうしたらいいの?」「今すぐ歯医者さんに行った方がいいの?」など、様々な不安や疑問をお持ちだと思います。そんな時によく寄せられるご質問にお答えします。
Q1. 歯が欠けた・詰め物が取れた、すぐに歯医者さんに行った方がいい?
はい、できるだけ早めの受診をおすすめします。そのままにしておくと、欠けた部分から菌が入り込んでしまい、虫歯になったり、歯周病が進んだりする可能性があります。また、欠けた部分が尖っていると、舌や頬の内側を傷つけてしまうこともあるんです。
Q2. 欠けた歯や取れた詰め物、どうしたらいいの?
もし欠けた歯や取れた詰め物が見つかったら、捨てずに取っておいてくださいね。場合によっては、また使えることもあります。清潔な容器に入れて、乾かないように少しの水やぬらしたガーゼと一緒に保管しておいてください。
Q3. 痛くなくても歯医者さんに行った方がいい?
実は、痛みがなくても中で進行している問題があることも。特に詰め物が取れた場合は、その下で虫歯が進んでいることもあります。痛くなくても、一度診てもらうことをおすすめします。
Q4. 治療にはどのくらい時間がかかるの?
軽い欠けなら1回で終わることも。でも、大きく欠けている場合や新しい被せ物が必要な場合は、型を取ったり調整したりする時間が必要なので、何度か通っていただくことになります。
Q5. どんな治療法があるの?
症状によって治療法を選びます。小さな欠けなら、歯と同じ色の詰め物(コンポジットレジン)で修復できます。大きく欠けている場合や、古い詰め物がうまく付かない場合は、新しい被せ物や詰め物を作ることも。
Q6. 治療費はどのくらい?
使う素材や治療の範囲によって変わってきます。保険が使える治療もありますが、見た目や長持ちにこだわった素材を選ぶ場合は、保険が効かない自費診療になることも。でも、事前にしっかり費用の説明をさせていただきますので、ご安心ください。
不安なことがありましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。できるだけ分かりやすく説明させていただき、ベストな治療法をご提案します。突然の歯のトラブル、一人で悩まずに、ぜひ当院にご来院ください。