矯正歯科orthodontic

症例紹介

マウスピース矯正

年齢・性別30代男性
治療期間10か月(インターナルホワイトニング含む)
値段インターナルホワイトニング ¥38,500
マウスピース矯正(2年保証) ¥730,000 (別途毎月調整料5500円かかります。)
メリット歯並びが綺麗になり、清掃がしやすくなる
デメリット保険適用外
経過以前より、左上前歯部の変色と歯並びが気になっており治療を希望。
まず、インターナルホワイトニングを行い、虫歯の治療を行なった。その後、矯正治療を開始。
治療後、下顎の歯並びが特に綺麗になったと満足いただきました。

赤坂の矯正歯科治療なら赤坂ひろデンタルへ

大人の矯正治療とは? 当院の目立たない矯正治療 子どもの矯正治療とは?

大人の矯正治療とは?

永久歯がすべて生えそろった時点(計28本)で大人の矯正治療が可能です。開始時期としては1番早くて12歳~14歳くらいには大人の矯正治療がスタート可能です。永久歯すべてをコントロールし、見た目も機能的にも将来的に安定した咬み合わせを作っていきます。

当院の矯正治療の特徴

経験豊富な歯科医師が矯正治療を担当

矯正治療は歯科医師なら誰にでもできるわけではなく、専門的な知識と技術が求められる治療分野です。つまり、知識や経験を豊富に持つ歯科医師が担当するほうが患者さまにとってより良い治療をご提供できると言えます。

私どもでは院長が矯正を行っている他、月に1回矯正治療担当の歯科医師を招へい。矯正治療に欠かせない特別なレントゲン「セファロ」も導入し、さらに的確な診査診断に努めています。

矯正治療は時間のかかる治療です。歯科医師に技術が求められることはもちろん、適正な時間で治療を終わらせるには事前の診査診断が正しく行えているかも重要な要素に。当院では余計な回り道はせず、患者さまにご納得いただける歯並びをご提供したいと考えています。

目立たないマウスピース矯正の取り扱いをはじめ、歯の裏側に装置をつけるワイヤー矯正のご提供も可能です。こうした矯正を行えるのも、経験豊富な歯科医師だからこそです。技術力のある歯科医師に矯正治療を任せられますから、患者さまも安心ではないでしょうか。

私どもなら患者さまの歯並びの状態やご希望に合った矯正方法をご提案できます。まずは一度ご相談ください。

目立たない矯正治療を受けられます

矯正治療と聞くと、歯に金属製の装置をつけているお子さまの姿を思い浮かべる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

「矯正治療は子供のためのもの」というイメージを持たれがちですが、矯正治療を受けられるのはお子さまだけではありません。40歳・50歳・そして60歳と、年齢を重ねても歯並びの改善は可能です。

近年では、歯並びにコンプレックスをお持ちの方や仕事で人と接する機会の多い方など、大人になってから矯正治療を始める方が増えています。

とはいっても、「歯並びは改善したいけれど、装置が目立つのはちょっと…」とお考えの方はまだまだ少なくありません。そこで当院ではなるべく装置が目立たない矯正治療をご用意しています。

月々8,800円から矯正治療が可能

健康保険が適用されず自費診療となる矯正治療は保険診療に比べ、どうしても治療費が高額になりがちです。お口全体の矯正では100万円ほどかかってしまうケースも珍しくありません。
一方で歯並びを改善するメリットは見た目を美しくすることだけに留まりません。噛み合わせが整いますから、食べ物をしっかり噛み砕けるようになって消化が促進されるなど、お体にも良い影響が及びます。
また矯正治療は、あごの位置のズレや歪みも整えながら進めていきます。そのため「なんとなく体調が悪い」「肩こりがある」といったはっきりしない不調も改善する場合があり、さまざまな利点のある治療です。
このように多くのメリットがある矯正治療を「お一人でも多くの方にご提供したい」「そしてキレイな歯並びと健康を手に入れてもらいたい」と考え、私どもは治療費の分割払い(デンタルローン)を可能にしました。月々のお支払い金額や分割回数を、ご無理のない範囲で設定してお支払いいただけます。
例えばマウスピース矯正なら月々8,800円(税込/120回払い)~と、1回当たりのお支払い額を抑えながら矯正治療を始められます。月によってお支払い額が変動しないところもお喜びいただけるポイントではないでしょうか。他に必要となるのは、通院ごとにかかる調整料の5,500円(税込)だけです。
デンタルローンの利用によって、月々のお支払い額を抑えられるのは大きなメリットかと思います。デンタルローン以外にもクレジットカード払いなど、各種キャッシュレス決済をご用意。患者さまにはご自身に合ったお支払い方法をお選びいただくことが可能です。
費用の負担を抑えながら理想の歯並びを目指しませんか?

総合的な噛み合わせ治療をご提供

当院では「歯並びの見た目だけを整えれば良い」といった考え方はしていません。

歯並びだけでなく、機能もきちんと整えることが重要だと考えています。そのため、噛み合わせを専門に学んできた院長と矯正治療の担当医が協力して治療を行うケースもあります。

歯並びに限らず顎関節なども視野に入れ、お口の状態を総合的に分析。その上で問題点と原因、改善点をご提示します。こうしてお一人おひとりに合ったプランを立て、最適な治療をご提案できるよう努めています。

私どもが目指すのはその場限りの治療ではなく、長い目で見て安定的に機能する健康なお口の環境作りです。

患者さまは歯並びのみならず、お口の状態を総合的に分析した治療を受けていただけます。歯並びはもちろん、お口の状態を全体的に良くしていきたいとお考えの方は気軽にご相談ください。

当院の目立たない矯正治療

私どもは透明なマウスピースを使った矯正治療をご提供しています。治療に使うマウスピースは装着していても目立たず、周りに気づかれにくい他、必要に応じて取り外しが可能です。

歯磨きもマウスピースを外すだけで普段通りにできますから、虫歯・歯周病のケアも歯並びを整えながら問題なく行えます。この他、歯の裏側に装置をつける矯正もご提案できます。

また、歯の表側に装置をつける従来の矯正治療に関しても、極力口元を目立たせない取り組みを実施。昔ながらの矯正治療の場合、白い歯の上に金属の装置がついているせいで目立っていました。当院では透明なプラスチック製や歯と同じ白いセラミック製のブラケット、白いワイヤーを使用し、できるだけ目立たないよう工夫しています。

どんな矯正治療が必要なのかは、お一人おひとりの歯並びの状況によってさまざまです。しかし私どもはどの矯正方法でも、なるべく目立たない治療をご提案できます。

取り外し可能な目立たない矯正装置を使用しますので、大人の方でも周りの目を気にせず治療を受けられます。まずはご相談ください。

クリアコレクト(マウスピース矯正)

永久歯がすべて生えそろった時点(計28本)で大人の矯正治療が可能です。開始時期としては1番早くて12歳~14歳くらいには大人の矯正治療がスタート可能です。

永久歯すべてをコントロールし、見た目も機能的にも将来的に安定した咬み合わせを作っていきます。

インプラント治療シェアトップの「ストローマン社」が提供しているマウスピース矯正で、矯正治療が盛んな米国ではインビザラインに次いで第2位のシェアです。資本力があり研究開発が盛んなメーカーのため、今後も装置やシステムの改良が進んでいくと思われます。

治療の期間・回数は2~3年が必要になります。

ただし装着時間を守らないと計画通りに歯が動かない、治療期間が延びる場合があります。矯正治療が完了した後は後戻りを防ぐために保定装置を装着します。保定装置を正しく使用しないと再度矯正治療が必要になる可能性があります。

比較的安価で治療が可能

クリアコレクトはインビザラインと比べて安価です。
性能が低いわけではなく、インプラント素材において世界トップシェアのストローマン社であるから可能な価格となっています。

歯の移動が完了した後は歯の位置を固定するための「リテーナー」を装着する必要がありますが、クリアコレクトはリテーナー込みで矯正装置を発注する仕組みのため、リテーナーは無料になることが多いです。

汚れにくく耐久性がある

クリアコレクトのマウスピースは「ClearQuartz™(クリアクウォーツ)」と呼ばれる素材を使用しています。この素材は3層構造になっており、しなやかで耐久性が高い素材です。

汚れも付きにくく、お口の中の衛生を保ちやすくなります。

矯正力が高い

クリアコレクトは他のマウスピース矯正と異なり、少し歯肉を覆う形状になっています。歯をしっかりホールドし、歯とマウスピースがしっかりと密着します。より力を加えやすい構造のため、矯正力が強いのが特徴です。

そのため、短期間で矯正が完了できる場合もあります。

口腔内スキャナー「TRIOS」を導入

当院では歯の型取りをする際に口腔内スキャナー「TRIOS」を使用することができます。

従来の型取りは柔らかい粘土状〜ゴムのように固まる素材を使って行われていましたが、嘔吐感が出てしまう方や不快感が強い方が多数いました。TRIOSはデジタルで口腔内をスキャンして3Dデータを作ることができ、型取りで模型を作るのと同じ役割をします。矯正治療のマウスピース作成のためのデータを作成するのにも使用しています。

歯の色も測定可能

従来は白い色の被せ物や詰め物をする時、色味を決めるのにシェードガイドという色見本を使用して目視で決定していました。

TRIOSを使えばコンピューターで正確な色を算出することができるため、正確な情報を得ることができます。周囲の歯の色と合わせたより自然な被せ物・詰め物を作製することが可能です。

目視の判断では担当者の見え方や光の当たり具合の影響を受けてしまいますが、TRIOSを使えば常に正確な数値として歯の色を算出することができます。

高画質でお口の状態を詳細にデータ保存できる

TRIOSはお口の状態を高解像度でスキャンし保存できるほか、高感度のカメラも掲載されているため、画像撮影用のカメラとしても活用することができます。

歯の表面にある小さなヒビや見えづらい場所の虫歯なども、詳細に記録することが可能です。

手作業での型取りミスを防げる

手作業での型取りは、どうしても正確さに欠ける部分があります。

型取りは粘土のような柔らかいものをお口の中で固めて行われますが、わずかな気泡が入ってしまっただけでも正確な治療をするのに妨げになります。
また、粘土が硬化したら石膏を流して模型を作るのですが、作業の中でどうしても歪みが生まれてしまうことがあります。

TRIOSは直接口の中で写真を撮り、すぐに3Dデータとして映像化するのでとても正確です。

矯正前から矯正後のシミュレーションが可能

TRIOSで得たデータを元に矯正装置の設計をしていきますが、同時に歯並びのシミュレーションをすることが可能です。

矯正後の歯並びの状態を目で見て確認することができるので、イメージがつきやすく、安心して矯正治療を始めることができます。

また、長い矯正治療を続けていくモチベーションのアップにもなるでしょう。

インビザライン(マウスピース矯正)

インビザラインは透明なマウスピースを使用した矯正方法で、マウスピースは着脱が可能です。食事の時や歯みがきの時には、マウスピースを外すことができます。

マウスピースを段階ごとに取り替えながら、歯を徐々に動かしていきます。

インビザラインはマウスピース型矯正のパイオニアである「アライン・テクノロジー社」が開発したものです。本拠地であるアメリカで1999年に販売開始以来、世界で800万人以上に使用されており、日本でも最もメジャーなマウスピース矯正です。

痛みが少ない

インビザラインは他の矯正方法に比べて歯にかかる力が穏やかなため、比較的痛みが少ないという特徴があります。

ただし矯正開始直後やマウスピース交換直後は、痛みが出やすくなりますので、痛みが全く出ないわけではありません。

軽度から重度の歯並びほぼすべてに対応

軽度から重度まで噛み合わせを考慮した歯並び改善ができ、全額矯正から部分矯正まで幅広い治療プランが可能です。

マウスピース矯正の中では実績が多い治療法で、安心して治療を進めることができます。

柔軟性の高い素材で快適な着け心地

インビザラインは歯ぐきの縁に沿った形態をしていて比較的小さめな作りです。素材も柔らかいため、快適な着け心地です。

全く違和感が無いわけではありませんので、慣れていく必要があります。マウスピース矯正は1〜2週間、長くても1ヶ月で装着することに慣れてきます。

舌側矯正治療(裏側矯正)

矯正装置を歯の裏側に装着し、歯を動かしていく矯正治療です。装置が見えないというメリットがあります。

治療の期間・回数:2~3年

リスクや副作用:装置に慣れるまでは話しづらい可能性があります。歯と顎のバランスによってはご自身の歯を抜く場合があります。

まれに歯の根が短くなる可能性があります。装置装着後、痛みを感じることがあります(歯が動く正常な反応なので心配ありません)。

頬の粘膜・唇・舌などに口内炎ができることがあります。歯周病等で歯ぐきが下がっている方は、歯を動かすことでさらに歯ぐきが下がる可能性があります。

重なっていた歯がきれいに並んだことで歯ぐきと両隣の歯との間に三角形の隙間ができる可能性があります。

費用:1,450,000円(税込) ※自費診療となります。

矯正治療(表側の矯正)

歯並びと噛み合わせの改善を目的に行う矯正治療です。歯に矯正装置をつけ、歯やあごの骨に力をかけながら、ゆっくりと歯を動かしていきます。

治療の期間・回数:2~3年

リスクや副作用:歯と顎のバランスによってはご自身の歯を抜く場合があります。まれに歯の根が短くなる可能性があります。装置装着後、痛みを感じることがあります(歯が動く正常な反応なので心配ありません)。頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります。歯周病等で歯ぐきが下がっている方は、歯を動かすことでさらに歯ぐきが下がる可能性があります。
重なっていた歯がきれいに並んだことで歯ぐきと両隣の歯との間に三角形の隙間ができる可能性があります。

費用:900,000円(税込) ※自費診療となります。

通常の矯正歯科の流れ

  • Step 01

    ご相談

    歯並びや噛み合わせについて、気になることを何でもご相談ください。矯正治療について大まかな説明をいたします。

  • Step 02

    精密検査

    レントゲン撮影・歯型の採取・噛み合わせの確認など、診断のための検査を行います。

  • Step 03

    治療計画の説明

    検査結果をご説明し、治療計画をご案内します。

  • Step 04

    治療・通院

    治療計画にご納得いただけましたら、治療を開始します。

  • Step 05

    治療後の観察

    歯並びが整ったら、保定装置(リテーナー)をつけていただきながら、経過観察を行います。

マウスピース矯正の流れ

精密検査

矯正治療のための精密検査では、写真撮影・レントゲン撮影・口腔内診査・模型採得が行われます。

写真撮影

口腔内の写真を撮影します。上下の顎を噛み合わせた状態で正面と左右、お口を開けた状態で上下の噛み合わせる面を撮影することが多いです。

矯正治療では顔貌の変化も検査資料となるため、顔の正面・横向きの写真も撮影します。

レントゲン撮影

矯正治療では顎の骨の状態も確認する必要があります。正面からのレントゲン写真のほか、顎関節を含む横からのレントゲン撮影も行います。

また歯科用CTでの撮影を行い、3Dでも口腔内を把握していきます。

口腔内診査

虫歯や歯周病がないかの検査をします。

虫歯がある場合には、歯に適切な矯正力をかけることが難しくなることがあります。
また、歯周病があるまま矯正治療を行うと歯槽骨の増生が行われにくくなり、歯の動揺や脱落を引き起こしてしまう可能性があります。
虫歯や歯周病がある場合には、先に治療を優先して行います。

模型採得

歯並び・噛み合わせの状態を手元で確認するための石膏模型を作成します。デジタル3Dスキャナーでの模型採得をする場合には、必ずしも必要ではありません。

歯型の取得とシミュレーション

治療計画とマウスピース装置の作製に必要な歯型を取り、治療のシミュレーションを行います。当院では口腔内スキャナーTRIOSで撮影し、歯型を取ります。
その後、専用のソフトを使って治療のシミュレーションを行います。矯正治療終了後の歯並びまでを確認することができます。

口腔内スキャナー「TRIOS」

従来は柔らかい粘土のような素材のものをお口に入れて固めて歯の型取りを行なっていましたが、最新技術により小型のスキャナーを使って型取りをすることが可能になりました。
粘土のような材料を使うと嘔吐感や不快感を感じる方がいますが、TRIOSを使えば快適に歯型を取ることができます。不快感の軽減・時間の短縮・感染リスクの軽減などのメリットがあります。

マウスピースの作製

マウスピースは取り扱っている会社の制作工場にデータを送付して作製を依頼します。

インビザラインであれば「アライン・テクノロジー社」、クリアコレクトであれば「ストローマン社」になります。マウスピースが歯科医院に届くまでおよそ1ヶ月前後です。

マウスピース矯正の開始

歯科医院に来院いただき、マウスピースのお渡しと装着方法等の確認を行い、矯正治療開始になります。
マウスピース矯正は装着時間やマウスピース交換時期等、自己管理が必要な矯正方法です。
管理方法をしっかりお伝えし、安心して矯正治療をスタートできるようサポートしていきます。

マウスピース矯正治療中の注意点

マウスピース矯正中は、スムーズに矯正治療を進めるために注意点があります。

装着時間を守る

マウスピース矯正は自分で取り外しできるため、食事の時や歯みがきの時は外すことができます。ただし、マウスピースは1日20時間以上の装着が必要になりますので、装着時間が少なくならないように注意が必要です。
装着時間が少ないと計画通りに治療が進みません。装着時間を守るようにしましょう。

交換時期を守る

マウスピース矯正は決められた期間が経過したら、次の段階のマウスピースに交換していく必要があります。自分で交換しなくてはなりません。交換時期を間違えたり、忘れたりしないようにしましょう。

丁寧な口腔ケアを行う

マウスピース矯正はワイヤー矯正と異なり、歯みがきをする時には装置を外すことができます。矯正前と変わらない方法でケアをすることができますが、丁寧に行うように注意しましょう。汚れが残ったままマウスピースを装着すると、細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
虫歯や歯周病になってしまうと、矯正治療を中断しなくてはならない場合があります。

紛失や破損に注意する

マウスピースの紛失はよくあるトラブルの一つです。特に外食時にマウスピースを外した際に、ティッシュペーパーやナプキンに包んだまま、ゴミと間違えて置いていってしまうことがあります。

外出中にマウスピースを外す時は、ケースに保管するようにしましょう。

また自宅でもケースに保管できていないと、踏んでしまうなどして破損してしまうことがあります。
管理をしっかりと行い、紛失や破損に注意しましょう。

トラブルがあった場合は歯科医院に連絡する

マウスピースの紛失や破損、またアタッチメントが外れるなどのトラブルがあった場合には、必ず歯科医院に連絡して指示を仰ぐようにし、必要に応じて早めに受診をするようにしましょう。

自己判断でそのままマウスピース矯正を続けていても、計画どおりに治療が進まないことがあります。

「マウスピースがうまくはまらない」「マウスピースが外れない」といったトラブルも、歯科医院に連絡をし、着脱方法の指導をしっかりと受けるようにしましょう。

矯正治療中の通院について

矯正治療中は、定期的に治療の進行状態を確認するために通院が必要になります。
マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正のように定期的に装置の調整をする必要がないので、通院の頻度は少なくなります。

問題なくマウスピースを装着できている場合でも、僅かなトラブルにいち早く気がつき対処できるよう、決められた間隔で定期的に受診をするようにしましょう。

保定期間が存在します

歯並びが整ったらマウスピースを装着する期間は終了になり、保定期間に入ります。
保定期間とはきれいに整った歯並びと噛み合わせを固定するための期間です。
「リテーナー」と言われる保定装置を装着して過ごします。何もしないと、動いた歯の位置が元に戻ってきてしまいます。

保定期間は、矯正装置をつけていた期間と同程度です。保定期間中は経過観察のために通院をしていただきます。通院の頻度は今までよりも少なくなります。
保定期間が終了したら、矯正治療は完全に終了になります。

マウスピース矯正の治療期間はどのくらい?

マウスピース矯正の期間には、主に治療期間と保定期間という二つの期間が存在します。

部分矯正の場合、治療期間は通常12ヶ月から18ヶ月(約1年から1年半)が平均です。一方、全体矯正では18ヶ月から36ヶ月(1.5年から3年)が一般的な期間です。

治療後の歯の位置を安定させ後戻りを防ぐ保定期間も重要で、最低でも6カ月は必要ですが多くの場合は12ヶ月を超えることもあります。治療期間や歯の移動量によって変更します。

結局のところマウスピース矯正の全体の期間を考える際は、部分矯正でも少なくとも18ヶ月を見積もり、全体矯正では最大4年間の時間を想定することが適切でしょう。

マウスピース矯正の治療期間左右する要因

患者様の歯並びや顎の状態

歯並びと顎の骨格は、マウスピース矯正に要する時間に重要な影響を与える要素です。

様々な歯並びの問題、例えば前突・開咬・ディープバイト(深く噛み込んでいる状態)・上下の歯が正しく噛み合わない交叉咬合があります。これらの状態は個人の骨格の成長具合によっても異なります。
歯の乱れが著しいほど矯正治療は困難になりがちで、治療期間が長引くことも珍しくありません。

さらに下顎が不十分に発育していて上顎が過剰に成長しているような場合(逆の場合もあります)は、外科手術が必要な場合もあります。

装着時間と正しく装着する重要性

マウスピース矯正では矯正力を効果的かつ安全に歯に伝えるために、長い時間の着用が必要とされます。一般的にマウスピースは1日に少なくとも20時間は着用することが推奨されており、理想的には22時間程度が望ましいです。そのため食事や歯磨きの時間以外は、極力マウスピースを外さないようにしましょう。

このように長時間着用することで、歯への矯正力がより効率的に伝わり、治療期間の短縮にも効果的です。
また時間だけでなく、正しく装着されていることも重要です。お渡しするシリコンでしっかりと奥まで装着しましょう。

マウスピースの清掃

マウスピースの適切な使用と定期的なメンテナンスは、治療期間に影響を及ぼします。マウスピースは常に唾液による水膜で覆われており、細菌が繁殖しやすい条件を作り出しています。不適切な衛生状態では、マウスピースの表面に食べ物の残りかすやプラークが付着し、これが歯肉炎などの炎症を引き起こす原因となることがあります。

これにより歯の移動を妨げ、治療期間が不必要に長引くこともあります。

アライナーを定期的に清掃・消毒すること、そして保管は専用のケースを使うことが、治療を妨げる問題を防ぐためには必要不可欠です。

マウスピースのメンテナンス

マウスピース矯正を進める上で定期的な歯科検診は非常に重要です。口内の変化を歯科医師が確認し、問題が早期に発見されれば迅速に対処でき、治療期間の効率化にもつながります。

特にマウスピースを使用する際、歯茎の変化には細心の注意が必要です。歯と歯茎の接触部分での炎症が見られる場合があり、これを放置すると歯周病のリスクが高まります。定期検診で歯茎の健康状態をチェックし、歯科衛生士によるプロフェッショナルなクリーニングを受けることで歯周病のリスクを低減させましょう。

また検診時にはマウスピースのフィット感や状態も確認し、必要に応じて調整を加えることも大切です。不適切なケアでマウスピースが変形したり汚れたりした状態が続くと、予定された歯の動きが阻害されることがあります。

マウスピース矯正の治療期間を短くする方法

マウスピースの一日当たりの着用時間を守る

マウスピース矯正を効率的に行うためには、毎日最低でも20時間の着用が推奨されています。食事や歯磨き以外の時間は、極力マウスピースを外さないことが重要です。

口内衛生の維持

効果的なマウスピース矯正には、お口の中を清潔に保つことが不可欠です。歯や歯ぐきの状態が良好でないと矯正力が十分に作用せず、歯の動きが制限される可能性があります。歯を常に清潔に保ち、歯間ブラシを活用して歯石やプラークの蓄積を防ぎましょう。また、マウスピースを清掃して常に衛生的に保つことも重要です。

定期的な歯医者への通院

定期的な歯科検診を受けることでマウスピースによる歯の動きを確認し、必要に応じて微調整を行うことが可能です。これにより、矯正力の効率が向上し、治療期間が短縮される可能性があります。

健康なライフスタイルとバランスの取れた食事

健康的なライフスタイルを維持し栄養バランスの取れた食事を心掛けることも、マウスピース矯正の成功につながります。不規則な生活やストレスは口内環境を悪化させ、歯ぐきの問題を引き起こしやすくなります。規則正しい睡眠と適度な運動を組み合わせることで全体の健康を支え、矯正治療の進行を促進することができます。

子どもの矯正治療とは?

矯正治療には、大人の矯正治療と子どもの矯正治療があります。
大人の矯正治療とは永久歯がすべて生えそろった12歳から14歳以上から成人にかけて行うすべての歯の歯並びを並べていく本格的な矯正治療です。

使える装置も表側矯正・裏側矯正・マウスピース矯正など様々です。イメージ的にはまず子どもの矯正治療を1段階目で行った後に、大人の矯正治療で2段階目(永久歯すべてのコントロール)の治療を行っていきます。

では子どもの矯正治療とはどのようなものなのでしょうか?子どもの矯正するタイミングとしては、いくつかのステージがありますのでその時のお口の状態とその時期と治療法について説明していきます。

乳歯のみの時期(乳歯列期)(~6歳)

乳歯のみの時期であり、積極的に矯正治療で介入しにくい時期です。夜だけ使う柔らかい材料の装置(トレーナー)や指しゃぶりの癖を直します。経過観察や指導がメインになります。

乳歯と永久歯が混ざっている時期:早い時期(混合歯列前期)(6歳~10歳)

上下の前歯4本(上下顎中切歯と側切歯)と6歳臼歯がすべて生え終わったあたりになると小児の矯正をできる時期になります。

出っ歯さんや受け口さん、ガタガタさんは症状が軽度・中程度・重度のどの状態かを確認する必要があります。

小児矯正の目的としては、重度の症状が出ている場合に、症状を中度・軽度にしてあげて大人の矯正治療で治しやすくすることです。小児矯正だけで治るケースは少ないです。

そのため当院では子どもの治療と大人の治療の2段階の治療を行っております。状況によっては大人の矯正治療からやった方が期間も費用も抑えられることがありますのでこの時期に1度ご相談ください。

この時期に見逃してはならない方がいます。受け口(反対咬合)の方だけは必ず矯正の相談を受けてください。受け口のお子様は時期のアプローチにより成長期でどのくらい顎が出てくるかが決まることもあるので注意が必要です。

乳歯と永久歯が混ざっている時期:終盤(混合歯列期後期)(10歳~12歳)

ほとんど永久歯に生え変わってきており、残っている乳歯が少ない状態です。この時期にはそろそろ子どもの矯正治療もできなくなってくる時期です。この時期で始めるならば場合にはほぼ大人の矯正治療へ移行する可能性が高いです。

その場合には今からやってそのまま継続で大人の矯正治療へ移行するか、今は治療を待って大人の矯正治療(12歳~)からスタートするかを患者様に選んでもらっております。

この場合にも急いで始めても永久歯がすべて生えそろうまで待つことになります。時間と費用の無駄使いになる可能性がありますので、スタート時期は慎重に決める必要があります。

【このような歯並びの子は矯正治療が必要かもしれません】

チェックしてみてください。

  • 乳歯のみの時点でスペースがない→将来的なスペース不足
  • 前歯にガタガタがある→叢生
  • 出っ歯さんである(上下の前歯の差がとても大きい)→上顎前突
  • 上下の前歯に隙間があり、麺類が咬み切れない。『サ』行の発音が悪い→開咬
  • 受け口傾向である→反対咬合(要注意)
  • 上下の前歯が接していて同じくらいの位置にある→切端咬合
  • 自然にお口が閉じられない→上顎前突 or 上下顎前突
  • 上下の歯の真ん中が大きくずれている(要注意)→顔面非対称

まとめ

矯正歯科はその取り扱いや日常的なケアによって、治療期間が大きく左右されます。定期的な歯医者の受診や装着時間の徹底、口内衛生管理、そして健康的な生活習慣の維持が治療の成功と期間の短縮に不可欠です。
これらを実践することで、より快適で効果的な矯正治療の効果が期待できます。赤坂で矯正歯科をお考えの方は赤坂ひろデンタルまでお気軽にご相談ください。

〒107-0052
東京都港区赤坂2-14-31 ウィンド赤坂2F 03-6230-9575

トップに戻る