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2025/11/19 ブログ

歯の寿命を延ばす生活習慣とセルフケア|赤坂の精密治療専門医が解説

はじめに

「できるだけ長く、自分の歯でしっかり噛んで食事を楽しみたい」・・・これは多くの方が抱く願いです。

実際、日本人の多くが40代以降から歯のトラブルを抱え始め、80歳までに平均して10本以上の歯を失っているといわれています。永久歯は一度生えそろったら二度と再生しないため、毎日のちょっとした習慣が、将来の歯の残り本数に大きく関わってくるのです。

私は赤坂ひろデンタルの院長として、ドイツで噛み合わせを中心に研鑽を積み、ドイツインプラント学会「認定インプラント専門医」の資格を持つ歯科医師として、多くの患者様の歯の健康をサポートしてきました。今回は、「いつまでも自分の歯で噛む人生」を目指す方のために、歯の寿命をのばすための具体的な生活習慣とセルフケアについて、専門医の視点から詳しく解説していきます。

なぜ歯は老化しやすいのか?

身体の他の器官と同様に、歯も加齢とともに少しずつダメージを蓄積していきます。

特に影響が大きいのが、「虫歯」「歯周病」「噛み合わせの問題」、そして「歯ぎしりや食いしばり」です。虫歯は歯の構造そのものを壊してしまうため、重度になると抜歯が必要になることもあります。一方、歯周病は歯の土台となる骨や歯茎をじわじわと破壊していき、気づいたときには歯がグラグラしている、というケースも珍しくありません。

また、寝ている間の歯ぎしりや無意識の食いしばりが、歯に慢性的な負荷をかけていることも、寿命を縮める大きな原因です。歯を失う最大の原因は、むし歯と歯周病で、特に歯周病は初期症状がほとんどなく、気づかないうちに進行してしまう病気です。歯周病が進行すると、歯を支える骨や歯茎が破壊され、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

抜歯の原因が虫歯である場合の割合は、30代まででみれば最も多く、年齢とともに増えていきますが、この年齢以降はほぼ横ばいになり、70代以降では減少傾向になります。一方、歯周病によって抜歯に至った割合は、40代以降で急激に割合が高くなっていき、この40代後半以降は、抜歯原因の第一位を保ち続けます。つまり、若い頃は虫歯で歯を失うことが多いが、40代を境に歯周病が原因となる抜歯が増加し、逆転しているのです。

歯の寿命を延ばす!毎日のケアでできる生活習慣5つ

ここからは、歯の健康を保ち、できるだけ長く自分の歯を使い続けるためのシンプルかつ効果的な生活習慣を5つご紹介します。

1. フッ素入り歯磨き剤を日常使いする

フッ素には、歯の再石灰化を促進し、歯質を丈夫にする働きがあります。虫歯の初期段階であれば、フッ素の力によって自然修復も期待できるため、日々のケアに取り入れて損はありません。

歯磨きの際は、フッ素配合の歯磨き剤を選び、磨いたあとは軽くすすぐ程度にとどめることで、有効成分を口内に残しやすくなります。赤坂ひろデンタルでは、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせて、最適なフッ素濃度の歯磨き剤をご提案しています。

2. 夜の歯磨きを「丁寧に」行う

就寝中は唾液の分泌が減ることで、細菌が繁殖しやすくなります。このタイミングで食べかすや歯垢が残っていると、虫歯や歯周病が進行するリスクが高くなります。

だからこそ、夜寝る前の歯磨きは「しっかりと時間をかけること」が大切です。歯ブラシに加えて、フロスや歯間ブラシを組み合わせることで、歯のすき間や歯茎まわりの細かい汚れまで取り除くことが可能になります。当院では、マイクロスコープを用いた精密治療を行っており、患者様のお口の中を詳細に観察することで、磨き残しやすい箇所を特定し、効果的なブラッシング方法をお伝えしています。

3. 「よく噛む」を意識して唾液を味方に

唾液には、虫歯や歯周病の原因菌を洗い流したり、口の中を中性に保つ働きがあります。特に年齢とともに唾液量が減少しがちなため、日々の食事で「よく噛む」ことを意識するのは重要なポイントです。

一口あたり30回ほどを目安に咀嚼することで、唾液の分泌が自然と促進されます。食後や口の乾きを感じたときには、キシリトールガムを噛む習慣を取り入れるのも有効です。よく噛むことは、消化を促進し、胃腸への負担を軽減するだけでなく、脳を刺激し、認知症の予防効果もあることがわかっています。

4. 定期的に歯科検診を受ける

歯のトラブルは、進行するまで自覚しづらいものです。そのため、「異常がなくても歯科医院に行く」という意識が、歯を守るうえでとても重要です。

理想は3ヶ月〜半年に1回程度のペースで検診を受けること。このタイミングでプロによる歯のクリーニングや、歯茎のチェック、噛み合わせの確認などを行っておけば、大きなトラブルを未然に防げます。赤坂ひろデンタルでは、写真・動画・CT・口腔内スキャンなどを活用した「見える化」を徹底しており、患者様の理解・同意を得た上で、精度の高い治療を行うことを目指しています。また、患者様をお待たせしない予約システムを採用しているため、忙しいビジネスマンの方にも通いやすい環境を整えています。

5. 歯ぎしり・くいしばりをコントロールする

強い咬合圧が歯にかかり続けると、エナメル質が削られたり、ヒビが入ったりといった目に見えないダメージが蓄積されます。特に就寝中の歯ぎしりは無意識下で起こるため、「ナイトガード(就寝用マウスピース)」を装着することで歯を保護する方法が効果的です。

日中の食いしばりに関しては、「あごに力が入っていないか」を意識的に確認し、力を抜くクセをつけるだけでも、負担を軽減できます。当院では、患者様の噛み合わせの状態を詳細に分析し、必要に応じてナイトガードの作製や咬合調整を行っています。

8020運動と歯の健康寿命

「8020運動」は、1989年に厚生省(現在の厚生労働省)と日本歯科医師会が提唱した運動で、80歳になっても20本以上の自分の歯を保つことを目指しています。

自分の歯で噛めることは、栄養をしっかり摂るために重要であり、健康寿命を延ばすための基礎となります。人間の歯は通常28本ありますが、噛む力を十分に維持するためには、最低でも20本の歯が必要とされています。これだけの本数が残っていれば、硬い食べ物でもしっかりと噛むことができ、食べ物から効率的に栄養を吸収することが可能です。

また、よく噛むことで消化が促進され、胃腸への負担を軽減します。さらに、噛むことは脳を刺激し、認知症の予防効果もあることがわかっています。ですから、20本以上の歯を保つことは、口腔の健康だけでなく全身の健康を守るために不可欠です。

20本以上歯を持っている人の割合は、70代の前半と後半で半数を境していますので、現在の日本人の歯の喪失年齢は、70代半ばといっていいと思われます。生え始めてくる年齢を10代と考えると、十分機能出来るという視点で見れば、60年くらいが歯の寿命といえそうです。

赤坂ひろデンタルの精密治療アプローチ

赤坂ひろデンタルでは、「痛くない・抜かない・削らない治療」を掲げており、可能な限り自分の歯を残す方針で治療にあたっています。

私は、ドイツで噛み合わせを中心に研鑽を積んできました。咬合の再構成を含め、見た目だけではなく機能面までを全て考慮したうえで治療を行っていきます。また、マイクロスコープによる精密治療を提供しており、肉眼では見えない細部まで確認しながら、より正確で精度の高い治療を実現しています。

当院では、対症療法ではなく、きちんと原因を分析し、根本から改善するための治療を提案しています。治療に対し、妥協は一切いたしません。今後も変わらず、より精密かつ精度の高い治療をご提供していきたいと思います。健康を維持する第一歩、そして健康寿命を延ばせるパートナーとして、さまざまな相談ができる歯科医院を目指しております。

また、赤坂駅から徒歩30秒という好立地にあり、東京メトロ銀座線「赤坂見附駅」や東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」からも徒歩6分という好アクセスです。忙しい方々のために極力治療については30分以内で行っていたり、長く時間をとり可能な限り治療を進めるなど患者様のお時間の都合に合わせて調整するよう心がけています。また、短期集中治療でまとめての治療を行うこともできます。

まとめ|「噛める幸せ」を未来まで守るために

自分の歯で食事を楽しむという、当たり前のようでかけがえのない日常。それを守るためには、今日からの小さな習慣こそが最大のカギになります。

・フッ素の力で歯を守る

・就寝前の丁寧な歯磨きを習慣にする

・しっかり噛んで唾液を味方にする

・歯科医院と上手に付き合う

・歯ぎしり・食いしばりを見逃さない

これらの行動をコツコツと積み重ねることが、「一生自分の歯で噛む」未来へとつながります。歯を失うことは、見た目の変化や噛みにくさにとどまらず、食事の内容が制限されたり、発音に影響が出たりと、生活全体の満足度に直結します。また、よく噛めない状態が続くと、栄養バランスの乱れや消化不良、さらには認知機能の低下とも関連があるとされています。

つまり、「自分の歯で噛める」ということは、健康で自立した暮らしを送るための大きな柱になるのです。赤坂ひろデンタルは、赤坂の地でどの医院よりも患者様ファーストな治療と丁寧な説明を徹底した歯科医院を目指しています。お口のお悩み改善や治療は、是非お任せください。

歯の健康に関するご相談や、精密治療についての詳しい情報は、赤坂ひろデンタルの公式サイトをご覧ください。皆様の「噛める幸せ」を、私たちと一緒に守っていきましょう。

 

記事監修医師
西原 宗信 院長

西原 宗信 院長

赤坂ひろデンタル

〒107-0052
東京都港区赤坂2-14-31 ウィンド赤坂2F 03-6230-9575

診療時間
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